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klis研究室配属概論

第二のklis Advent Calendar 2020

7 日目の記事です

本記事では、2020 年度を例に取り、klis の研究室配属のプロセスや諸概念について説明し、いかにして klis3 年は研究室に配属されるかを概説する。

私事ですが、最近研究室に配属されました。

研究室配属は毎年行われるものですが、それについてネット上で得られる情報は少ない。

特に今年はオンラインで説明や面談等行われたこともあり、なかばパニック状態のまま配属期間に突入しましたが、

なんとか無事生還することができました。

というわけで、今回は後世の klis として生けるもののために、

研究室配属概論

というテーマでやっていこうと思います。

advent callendar のテーマとしては微妙かもしれませんが、研究室配属に関する情報の断片を置いておくので、 研究室配属が近くなって「そいえばこんな記事あったな」って感じで役に立てたら何よりです。

研究室配属とは何か

3 年生になった klis のみなさん、こんにちは。

皆さんは晴れて研究室配属される身となりました。

研究室配属とは、学生が卒業研究に向けての指導教員が決定されることをいいます(多分)。

つまり、正確には研究室配属ではなく、「指導教員の決定」です。 (便宜上、本記事では研究室配属と呼びます)

学部 3 年の秋学期に行われ、そこからそれぞれの研究室での活動を経たのち、4 年の卒業研究へと続きます。

しかし、果たしてあなたは研究室配属バトルに参加できる条件を満たしているでしょうか?

研究室配属条件

今年の研究室配属についての資料*1 では、以下のように書かれています。

今年の 4 月時点で修得単位数が 45 単位未満だったか,主専攻を選択しなかった 3 年次生は指導 教員決定に参加できません.

つまり、3 年生になった時点で

  • 修得単位数が 45 単位未満
  • 主専攻を選択していない

のどちらかを満たしていると、研究室配属バトルに参加できません。出直してきてください。

まぁ、ほとんどの人が満たしていると思います。

研究室が決まるまで

配属期間の開始から研究室が決まるまでに踏まなきゃいけないステップは大体 5 つです。

  1. 期間の開始とともに公開される指導方針を読み、オープンラボに参加して大体研究室を絞る。(3~5 くらい?)
  2. 絞った研究室で面談を申込み、面談する。
  3. 面談の結果を基に、内定の状況を整理して第二希望まで決める。
  4. Hope に入力し、周りの希望状況を見ながら希望を再度整理する。
  5. 配属結果を見て、配属されていたら OK, されていなかったら第二回戦。

Step.1 指導方針

Q. 指導方針とはなんでしょうか?

  1. 研究室単位で出す、「ここはこういう研究室だよ!」というやつ。

具体的には、「指導方針」や「研究テーマ」、「求める学生像」といった事柄が書かれます。

その年度の指導方針はその配属期間にならないと公表されませんが、

その前くらいのものなら見れます。

2021 年度研究室指導方針一覧 http://klis.tsukuba.ac.jp/1676.html

皆さんはこれらを見ながら、研究室を絞っていきます。

注意すべきところ

指導方針を見る時は、

  • オープンラボの開催日時
  • 配属条件

に注意して見ることいいと思います。

オープンラボって?

オープンラボは別に大したことではなくて、研究室の説明会です。

企業の説明会とかに似てます。行ったことないけど。

オープンラボに行かないと配属はないなんてことはないと思います。 (普通記名とかしないですし)

先輩に色々聴けるいい機会なので参加してみることをおすすめします。

僕は某研究室のオープンラボで、その時僕しかいなかったので先輩にその研究室以外のことも色々聞きまくってしまいました。

研究室を調べたら

大体 3~5 くらいに絞れればいいと思います。(母数が少ないので簡単です...よね?)

なぜこの段階でこれくらいに絞る必要があるかというと、この後「面談」があるからです。

Step.2 面談

Q. 面談って何するの?

  1. 教員と、自分の興味や自分自身、もしくは研究室、その他雑多なことについて話し合います。

僕の例を話しましょう。僕は 3 つの研究室の面談を受けました。

そのとき話した内容としては、

  • 興味分野(研究室のテーマと一致しているか)
  • 自己紹介(いままでやってきたこととか。面接っぽい)
  • 先生側から Q&A
    • 数学いける?
    • こういう分野とか興味ある?
    • 院進はする?
  • 逆に何か質問ある?

といった事柄です。

研究室によっては、事前に

「面接でこういうこと聞くから用意しといてね」

ということもあるため、指導方針をよく読みましょう。

Q. 面談って絶対必要なの?

  1. 配属システム上必要というわけではないが、研究室によっては配属の条件になっている。

面談は恐ろしいですが、先生は優しいです。

面談は、主専攻によって毛色が異なりそうですが、

システムの場合は、自分がその研究室に適合していることをアピールできればいいんじゃないですかね。

Step.3 内定

研究室によって異なりますが、内定が出る場合があります。

内定は多くの場合、面談の際、もしくはその結果で後日に出されることが多いです。

(ので、面談は受けた方がいい)

この内定という謎システム、実は研究室配属のルールに組み込まれています。

希望登録期間中に教員は内定を出せます.内定は教員と学生の間の「必ず受け入れる」「第 1 希望で登録する」という私的な約束事で,特に学類として定めたルールや書式はありません.

まったくこの通りです。

これ以上のしきたりは存在しません。

つまり、内定の出る時期については先生に委ねられています。

これは学生にとっては大きな問題です。

この問題については、「Hope」の説明が必要なので、後述します。

まとめると、

研究室によっては、面談の結果に応じて内定が出る場合がある。

Step.4 Hope

内定の状況と自分の希望に応じて、研究室の第一希望と第二希望を

希望研究室登録システム (hope)

に登録します。

研究室配属に参加する学生は、このシステムを通じて配属希望を出します。

このシステム、面白いことに全ての研究室の希望状況が確認できます。

つまり、その時点でどの研究室に何人希望を出しているのかがわかります。

Hope と内定

大抵、内定を出す条件に「○ 日までにその研究室を第一希望で登録した場合」とつきます。

つまり、期限までに hope 上でその研究室を第一希望に登録した場合にのみ、受け入れてもらえるということ。

当然のことだが、第一希望は複数登録できない。

そして話はさっきにのべた問題点に戻る。

内定の出る時期が異なるというのは、つまり

上の内定の条件としてつく「○ 日までに第一希望で登録したら」

の ○ 日が研究室によって異なる、つまり内定までの期限が異なるということです。

これがどう問題になるのでしょうか。

例えば、こういう状況を考えてみます。

あなたはaa研究室を第一志望、bb研究室を第二志望に決めている。

今は月曜日です。

bb研究室では、「水曜までに第一志望で登録したら、受け入れる」という形で内定を得ている。
aa研究室では、「金曜に第一希望で登録で登録している人の中から内定を出す」という連絡を受けている。

こういう場合、おそらく以下のような選択肢で悩むのではないでしょうか。

  • 安牌を取って、bb 研究室を第一希望にする
  • bb 研究室は見送って、aa 研究室で内定 GET に賭ける

うーん、ほんとに就活みたいですが、こういう状況があり得ます。

これ以外にも、内定の出し方は研究室によって変わるので、似たようなパターンは色々あると思います。

こういったことで悩まないため、詰まないために、気になる研究室が内定を出すのかどうかとか、 いつ内定を出すかとか、早めに面談とかオープンラボとかいって聞いておくことをおすすめします。

研究室の定員

大学入試の合格者数に定員があるように、研究室受け入れ人数にも定員があります。

定員のシステムについて、今年の資料*1 ではこう書いてあります。

  • 定員は主専攻担当教員が指導すべき学生数を示しています.希望者数が定員以下なら,主専攻 担当教員は必ず指導を受け入れます.希望者の状況によっては定員を超えて受け入れることも あります.

つまり

  • 定員までは、希望があれば受け入れてもらえます。
  • 定員を超えていても、指導教員次第で受け入れてもらえます。

ということです。

大体多くとも 5 人が実質的な MAX の人数になりそうです。

さらに、他の学類・主専攻の研究室の定員についても公式の説明があります。

  • 協力教員の定員は「0~2」のように表示しています.協力教員は希望者が定員以下でも指導を 受け入れないことがあります.また,定員を超えた受け入れはできません.

協力教員とは、上で述べた「他の学類・主専攻の研究室」のことです。

つまり、他の学類・主専攻の研究室では、2 まで受け入れることができるが、 希望があっても受け入れなくても OK

という感じです。

以上を踏まえると、万が一内定や希望状況が絶望的になっても、

主専攻担当の定員以下の研究室を希望すればとりあえず受け入れてもらえるはずです。

Hope(絶望)

前述した通り、Hope では研究室の志望状況がリアルタイムでわかります。

そして、研究室には定員があります。

もし自分のいきたい研究室が人気低めのところであれば特に心配ないと思いますが、

人気の研究室では、定員を超えた瞬間に内定争奪バトルが確定するため、

配属期間終了までは気が気じゃなくなることでしょう。

事実、僕も Hope の画面をリロードしまくってました。

人気な研究室では、強靭な精神力も試されます。

今年は 15 人近くが第一志望で登録し、内定バトルで 5 人にまで絞られる研究室がありました。

このゲームには必勝法がある。

研究室の受け入れまでの過程は研究室によって様々です。

独特な受け入れルールを持った研究室もあります。

聞いた話では面談しない研究室もあるそうです。(資源)

まぁ大抵は面談->内定という段階をふむと思います。

最後に一つアドバイスできることがあるとしたら、面談を怖がらないことです。

先生方は優しく、話しやすい感じで話を進めてくれます。

予め、自分の興味等を整理して言葉にできるか確認するくらいすれば、準備 OK だと思います。

システムの場合

もしあなたがシステム主専攻であった場合、

今まで作ったものとかあれば、それを紹介する用意をしておくといいと思います。

Github とか使えるなら、その辺に上げてくなどなど

ちなみに

  • klis の内定システムですが、これは他の情報学群の学類には存在しない、klis 特有のシステムらしいです。

  • klis(というか情報学群)の研究室配属では、GPA は重視されません。というか多くの場合一切見られません。 (もしかしたら、資源とか科学では見られるのかも!聞いたことないけど!)

最後に

これで僕が研究室配属に関して知り得ることは書ききったと思います。

色々ふざける予定でしたが、差し込めそうなシーンが少なくて、

ただ知ってる情報を整理した感じになってしまいました。

最後なので、僕の落ちと主張のない話を少しさせてください。

オンライン授業になって、教室に行く機会がなくなりました。

教室の授業では、僕の代では、教室のどの辺にどのグループの人たちが座るかは暗黙の内に決まっています。

7A205 では真ん中の列の後ろの方はあのグループ、前の方はあのグループ

という具合に。

klis19 とか 17,16 ではどうなんでしょうか?

僕は座る位置は決まっていない方で、7A205 では右か左の列のなるべく後ろの方に座っていました。

大抵の人の座る位置はほとんど決まっているので、人を覚えやすくて助かります。

たまに「あー、7A205 であの辺に座ってる人ね」という感じで klis18 を認識してます。

僕はほとんどの klis の人と話したことはないですし、 なんならオンライン授業のほうが受講環境はいいです。

しかし、やはり長いこと教室に行っていないと、なんとなく教室が恋しく感じますよね。

教室授業になったらなったで、オンラインでやってくれと思うと思いますが。

唐突に話が変わりますが、

趣味で Klis Statistics という授業評価・成績分布をグラフで見れるサイトを作りました。 https://argonism.github.io/KlisStatistics/

履修を組む時に参考になると思うので、是非使ってみてください。

皆さんの研究室配属に、幸あらんことを

出典

*1 知識情報・図書館学類. "知識情報・図書館学類の卒業研究指導教員決定方法について". (オンライン),入手先〈http://klis.tsukuba.ac.jp/assets/files/sotsukenkeiji20200916.pdf〉, (参照 2020-12-05).

授業評価でklisの講義を戦わせる超次元(ベクトル)大学講義バトル

まず初めに

まず最初に、二言言わせてください。
教務関係の人!授業評価アンケート集計結果及び成績分布公開してくれてありがとう!

そしてPDFではなくCSV等プログラムで扱いやすい形で公開してもらえると助かります!



adventカレンダーを登録した頃、僕はちょうど下のサイトを作っていました。


成績分布と授業評価集計結果で遊ぶことに夢中になっていたため、登録当時
「授業評価でklisの講義を戦わせる超次元(ベクトル)大学講義バトル」
という仰々しいタイトルになりました。

以下に書きますが、今回やることは全然タイトルに沿ったものではないです()

構成

  • 今回やること
  • ランキングの決め方
  • ランキング
  • まとめ
  • 雑談
  • 最後に

今回やること

当初僕は、「klisの講義をジャンケン的なノリで戦わせるwebアプリ」的なものを作ろうかとか考えていた。
しかし先週あたりから、精神的に暇のない生活を送っていたため、当カレンダーは完全に忘却の彼方。
何もしないまま今に至る。(12/19)

と、言うわけで今回は
2018年の高授業評価講義ランキング
的なのをひっそりとやります。


タイトルと比べてかなりしょぼい!そもそもやってること違うじゃねぇか!タイトル詐欺だ!
とかいう人はこうです。



授業評価って集計はするのにそれがどう反映されているのかまっったくわからない。
そりゃ授業評価書くのも面倒になるってもの。
やや攻撃力高めの記事になりそうですが、授業評価は何か目に見える形で反映されないとアンケートを書いた甲斐がないし、反映されたほうが組織として健全だと思うので、やります。


⚠️この記事及びランキングは講義に良し悪しをつけるものではありません!ここで付けているランキングは授業評価の集計結果のみに基づいて作成されたもので、それ以上でもそれ以下でもありません。⚠️


ランキングの決め方

授業評価アンケートの質問項目は、授業そのものの評価に適さないものもあるため、どの質問項目を使用するか決めます。

今回、授業評価アンケートで使う質問項目は以下の通り

  • 授業の準備は⼗分にされていたと思いますか。
  • 教員の説明や授業の進め⽅は適切でしたか。
  • 授業を通じて、この科⽬に関連する分野への興味や関⼼が⾼まりましたか。
  • 総合的に判断して、この授業を受講してよかったと思いますか。
  • 授業担当者の話し⽅は聞き取りやすかった。
  • この授業で使われた教科書,配布資料は適切であった。
  • この授業における⿊板,ビデオ,パソコンなどの使い⽅は効果的であった。
  • この授業では学期途中に学⽣の意⾒・要望が適切に収集された。
  • この授業の内容はよく理解できた。
  • この授業により,新しい知識や考え⽅が修得できた。
  • この授業により,さらに深く勉強したくなった。

質問は、その講義自体を表すようなものに絞りました。
「私はこの科目にもともと興味があった」や「学年」「所属学類」のような回答者の性質を問うているような質問は除外します。
「欠席回数」については、これは判断がやや難しいですが、出席が必要な講義では内容に拠らず多くの人が出席するため除外します。
そして受講者数ですが、これも講義そのものとは関係がないため、除外します。


ランキングの付け方ですが、授業評価アンケート集計結果に記載された各質問項目の値をそのまま用います。
上記の質問項目の各値の合計値をその講義の得点とし、その特典が大きいほどその講義が上位におきます。


ランキング

ランキングの結果です。

1位: テクスト解釈-1
  回答者数: 8, 値: 50.84
2位: 情報サービス構成論
  回答者数: 27, 値: 50.7
3位: 知識コミュニケーション
  回答者数: 35, 値: 50.47999999999999
4位: データ表現と処理
  回答者数: 19, 値: 50.08
5位: 専門英語A-4(秋)
  回答者数: 10, 値: 49.87
6位: メディアアート
  回答者数: 7, 値: 49.69
7位: 図書館文化史論
  回答者数: 39, 値: 49.59
8位: クラウドコンピューティング
  回答者数: 28, 値: 48.980000000000004
9位: データベース概説
  回答者数: 77, 値: 48.78999999999999
10位: 専門英語A-3
  回答者数: 7, 値: 48.63

足し算なのになぜ 99999~ とか 00004 とかなるのかやや謎(numpyの特性?)


それはともかく...


テクスト解釈-1が首位。
僕はこの講義受けおらず、実際どんな感じなのか気になるので受けてる人よかったら教えてください。

Klis Statistics で見ても全体的に、平均よりかなり高いのがわかりますね。

疑問1

っといっても注意しなければならないのは回答者数
ランキングに乗っているのは、何となく全体的に回答者が少ない講義が多いような気がするが、実際どうなんだろう。

というわけで回答者の平均と中央値を調べてみると、
平均: 45.09708737864078
中央: 35

上位10科目の中で、
平均以下の回答者数の講義は、9つ。データベース概説を除いたほぼ全て。
中央値以下の回答者数の講義は、8つ。

やはり、少ない回答者数の講義の方が上位に行きやすいのかもね。

疑問2

回答者数が少ないというのは、つまり履修者数も同様に少ないため、そんなニッチな科目をわざわざ受けるということは、それなりに元々興味を持っていたのかも...

というわけで、今度は質問項目「私はこの科⽬にはもともと興味があった。」の値で、全科目と上位10科目の平均・中央値と比較してみる。

まず、全科目について
 平均: 2.977766990291262
 中央: 2.97

ほぼ同じだ...

次は、上位10科目
 平均: 3.317
 中央: 3.32

上位10科目の方が明らかに大きい。つまり、上位10科目のアンケート回答者はもともとその興味を持っていた割合が高い。

疑問3

もともと興味を持っていた割合が高いと、やっぱり授業評価も高くなりがちなのかな。

はい、確かめてみます。
質問項目「私はこの科⽬にはもともと興味があった。」の値が大きい順上位10位のランクを確認してみます。

下のリストは、質問項目「私はこの科⽬にはもともと興味があった。」の値が大きい順に並んだもの。ランクは上記ランキングの順位。

メディアアート  ランク: 6
 値: 3.71
専門英語A-4(秋)  ランク: 5
 値: 3.50
クラウドコンピューティング  ランク: 8
 値: 3.46
知識コミュニケーション  ランク: 3
 値: 3.37
図書館概論  ランク: 13
 値: 3.36
データ表現と処理  ランク: 4
 値: 3.32
ソフトウェア工学  ランク: 33
 値: 3.32
経営情報システム  ランク: 14
 値: 3.29
図書館文化史論  ランク: 7
 値: 3.28
図書館建築論  ランク: 54
 値: 3.27


全科目数が103。真ん中が51.5。
「元々興味があった」の値の大きい順に並んだ10科目中、9個が真ん中より上のランクに位置していた。
そしてなんと、6個がランクの上位10位に位置していた(!!!!)

これはもうガッツリ、受講者数と関係ありそうですね。

追記 ***

今考えたら、疑問2の時点で割と自明だった気がしますね。



要は、


これは授業評価アンケート集計結果のランキングであって、それ以外の何者でもないんです!




それを踏まえて




恐れ多いが、ワーストランキングも見てみる。


1位: 量的調査法
  回答者数: 73, 値: 34.05
2位: プログラミング演習II-1
  回答者数: 21, 値: 34.449999999999996
3位: 多変量解析
  回答者数: 32, 値: 36.839999999999996
4位: 情報メディアの活用
  回答者数: 33, 値: 37.379999999999995
5位: プログラミング演習II-2
  回答者数: 23, 値: 38.25
6位: 専門英語B-2
  回答者数: 35, 値: 39.25
7位: アーカイブズの利用
  回答者数: 18, 値: 39.690000000000005
8位: メディア社会学
  回答者数: 88, 値: 40.1
9位: 知識情報概論
  回答者数: 106, 値: 40.2
10位: 基礎数学A
  回答者数: 67, 値: 40.46





(コメントしづらい...



ソースコードも載っけるのでご参考までに。
GitHub - argonism/2019KlisAdvent



まとめ

適当な検証を交えながら、klis2018年の授業評価を元にランキングを作ってみた。

どうやら授業評価はその講義に対する履修者の元々持っている興味に大きく左右される傾向にあるようだ。上位10位という、上位10パーセントだからここまで色濃くでている可能性は十分に考えられるが、検証がめんどくさいのでやらない。

ただ、本当に「もう絶対履修してあげないから!」とか思った人は授業評価に反映させるだろうから、ある程度は意義のあるランキングじゃないかなと思う。(例えば、ランキング一位のテクスト解釈は、「私はこの授業の予習・復習・課題のために授業外で相当時間の学習を行った。」の項目がずば抜けて低い。つまりちゃんとアンケート書いてるのでは?)

そういうことで、これを来年の履修登録に役立ててみるというのもありではないだろうか。
というかそれ以外の授業評価集計結果の有効な使い方がわからない。(学生目線)


ソースコード自体はpythonで書いたため、klis19生はこれを参考に自分で色々やってみても面白いと思います。

やってる内容は至って簡単なため、18生⤴︎はrubyで書いてみるのも一興ではないでしょうか。プロ演&知識情報演習I,IIを生き抜いてきた人ならできると思う。
(死んでしまった人はこの限りではない。(全方位攻撃))


雑談

プロ演

klis のプロ演、ちょっと面白く無さすぎる気がします。

多分プロ演習I、IIを終えた人に
「プログラミングではTwitter botとか簡単に作れるんです!」
とか言っても絶対イメージ沸かないと思うし、自分の知ってるプログラミングじゃないなーって思うと思う。

プロ演では、コマンドプロンプトの黒い画面を見ながら、なんだか何に使うのかもよくわからないプログラムを作る。
プロ演IIは提出でつまずく人も後を絶えず、プログラミングと関係ないところでの罠が多い。

これではもう、ただの苦行でしかない。

演習には、自分で発想して、それを表現できるような余白を残しておくべきだと思う。

プロ演からklisを救うような何かを作りたい。人間募集中。


最後に

僭越ながら、最後に少しだけ僕とサークルの話をします。


klis18でプログラミングやってる人少なくないですか...? 周りにいないだけ? わからない。
ちょっとほんとに寂しいので、学類のプログラミング人間募集中です。

僕はプログラミングが大好きですが、プログラミングを始めたのは大学に入ってからです。
ただ僕はAmCrというゲーム製作サークルに入って、強強の人に囲まれ、プログラミングのいろはを教わりました(教わっています)。

ゲーム製作を通してプログラミングを学ぶのは良い。(ただしゲームエンジンを選ぶ)

第一に、ゲーム製作は結果がビジュアルでわかりやすく表示される。
第二に、題材がゲームだと、オブジェクト指向の意味や意義がわかりやすいと思う。
第三に、色々な分野に応用を効かせやすい(気がする。

Rubyでゲームを作ったこともあるので、やりたい人は是非お声をかけて!
python知らん!

ゲーム製作はプログラミングだけじゃなく、イラストや音楽、ストーリ、世界観設定などなど関わる分野が多様で幅広い。(おっとどこかの図書館学類のようだ)
Amcrも全員がプログラマーではありません。
最近HPが刷新されたので、是非見て。
そして裏死海文書によると、
サードインパクトの発生と同時に全哺乳動物は Amusement Creators に入る。
www.amusement-creators.info



らしい








f:id:argonism:20191218013456p:plain
朝七時の7A205



f:id:argonism:20191219020552g:plain
klis pixel art 同盟もよろしく。

Automatorのbashはターミナルのと違うらしい

bashで作ったコマンドを、ショートカットとして実行できるようにするためにAutomator

~/Projects/commands/hoge

という、コマンドを実行するシェルを登録した。

しかしなんと、Automaterで実行する結果とターミナルで実行する結果と異なる。

原因は、追加したサードパーティーのコマンドは、AutomatorbashではPATHが通ってないため、フルパスを書く必要があったということだった。

hogeコマンドの中では、gdateという外部のコマンドをhomebrewでインストールして使っているため、思うように行かなかった。

gdate yesterday "+%-m"

みたいなコマンドは

/usr/local/bin/gdate yesterday "+%-m"
<||
って感じでフルパスをしっかりと入れる。

applescriptでメニューバーに触りたい

applescriptというものを知ったので、早速使ってみようと思ったんだけど、これが一向によくわからない。
そもそもネットの情報が断片的で、多いとは言えない。

目的のコードは乗っているが、何がなんだかわからないという状態が続いたけど、よくわからなかった部分がわかりかけているのでメモ。

以下bluetoothをオンにして、自動的に目的のデバイスと接続するスクリプト

よくわからなかったのは、メニューの階層構造をapplescriptでどう扱うのかという部分だった。
bluetoothは、
SystemUIServerというプロセスのmenu bar 1 にある。
これをクリックすると、接続状態や接続するデバイスが表示される。
これは menu items of menu bar 1 で表現される。
特定のアイテムが欲しい場合は menu item "名前" of menu bar 1 と記述する。
これによってクリック等が可能になる。
さらにしたのメニューに行く場合、(bluetoothの例)
menu item "接続" of menu "デバイスの名前" of menu item "デバイスの名前" of menu bar item 7(bluetoothのインデックス)
という感じになる。
つまり、(そのメニューのアイテム of  親メニュー) of menu item ... って感じ。

このof地獄がいい書き方なのかは自信がないが他のやり方がわからない...

#!/usr/bin/osascript
 
tell application "System Events"
    tell process "SystemUIServer"

	-- bluetoothのオブジェクトをbtに格納する(以後、記述を簡略化するため。)
	set bt to (menu bar item 1 of menu bar 1 whose description contains "bluetooth")

	tell bt

	    -- まず開かないとダメ。その後のメニューはクリックできない
	    click it
		
	    try
		click menu item "Bluetoothをオンにする" of menu 1 
		delay 2
	    on error
		--click menu item "Bluetoothをオフにする" of menu 1 
	    end try


	    click it

		-- クリックして進むたびに
		if exists menu item "(デバイスの名前)" of menu 1 then
		     click menu item "(デバイスの名前)" of menu 1 
		     
		     click menu item "接続" of menu "(デバイスの名前)" of menu item "(デバイスの名前)" of menu 1
		end if

	end tell
    end tell
end tell